mimonjo
崎陽軒のシウマイと向き合う
崎陽軒のシウマイ を買ってきました。
横浜と言えばコレ!というイメージがあります。ありあけのハーバーなんかよりよっぽどね。
写真を撮るのを忘れて紙をペリっちゃったのでちょっとめくれてます。
いまは「70周年記念ひょうちゃん入り 昔ながらのシウマイ」というのが正式な名前のようです。期間限定。
筆者は神奈川県出身なこともあり、実家の食卓にときたま並ぶ食べ物でした。
しゅうまいのこと良く知らないから、なんだか餃子みたいな味のする食べ物なのかなと思って食べたら全然違う味がしてなんかちげ~~と思ったまま、大人になってしまいなんとなく苦手意識があります。
しかし、最近自分の味覚にとある変化がありました。
なんと、 からしを入れた納豆が美味しいと思うようになった のです。
というのも、元来 薬味のたぐいがすべて苦手で、ツーンとしたりするものがツーンとしすぎる感じがして避けていました。
最近になって、いけるのかなとチャレンジしてみたらなんだがおいしく感じて、納豆を食べるときは からしを入れた方が好きかも... というレベルにまで到達しました。
そのほかにも、ざるそばを食べるときに微量のわさびをつゆに溶いてみたり、豚汁を食べるときに七味を振ってみたりするなど、薬味系への果敢なチャレンジを続けています。でも寿司とか刺し身のわさびはいらない気がする。
からしを美味しいと感じることができる今、崎陽軒のシウマイを食べたらどんな気持ちを抱くのでしょうか?
崎陽軒のシウマイを温める
包装紙をとり、ふたを開けると温め方のチュートリアルが掲載されています。
いつも実家だとこの紙の箱のまま電子レンジにブチ込まれていた気がするんだが...
今回は真剣に向き合いたいので、このチュートリアルに従うことにしました。
皿に移し替え、水を振り、ラップをかけて 500W 1分30秒。
温めている間に、プリセットに含まれているものをチェック。
しょうゆとからしを入れるやつ、ひょうたんみたいな形の陶器に入ったしょうゆ、からし、お手拭き、くしが含まれていました。
崎陽軒といえば駅弁として有名な「シウマイ弁当」がありますが、それと同じ哲学をもつのか 自前で箸などを用意しなくても食べれる ようになっていますね。
新幹線でシウマイだけいただく人が存在するってことなのだろうか...
シウマイ、食う
そんなこんなで1分30秒経過し、シウマイが無事温まりました。
たれ類も小皿にあけ、準備万端。
まず、そもそものシウマイ味の受け取り方が変化しているのか、しょうゆのみをつけて食べてみます。
しょうゆだけつける
やはり餃子とは異なる(シウマイは餃子ではないのでそれはそう)香味野菜の味がバンと来る感じがします。
原材料名をみてみると玉ねぎや酒精などと書いてあるので、これらがよく香っている感じがします。あと胡椒もけっこうくる。
個人的には昔感じたことをそのまま今も感じている感じでした。
からしもつけてみる
からしのエリアへボンっとつけてみました。
からし味を強く感じるけど、なんだかいい感じな気がしている...
玉ねぎなどの香味野菜の香味の部分と豚の香りがからしでいい感じにまぎれて、玉ねぎと豚のうまみとからしの味が来る!
あと、めちゃくちゃ 設計意図 を感じたのが、 付属のくし 。
単なるつまようじではなく、板状のくしになっています。おおよそ信玄餅についてくるくしと同じようなものといえばイメージできるでしょうか。
小皿のからしのエリアへシウマイをブチ込んでしまうとからしがつきすぎてしまうように感じたが、このくしでからしを掬ってシウマイにつけると かなりちょうどよい!
箸でつまむと油と水でコーティングされたシウマイの皮がものすごく滑ってしまっていたのですが、 くしで刺突 してしまえば滑りようがなく、めちゃくちゃ食べやすい!
すごいぞ 崎陽軒のシウマイ。
というわけで完食しました。なんとなくしゅうまいのおいしさのツボがわかった気がします。
からしと香味野菜の味が結構すごいので、ごはんと合わせるというよりかはお酒と一緒にいただくのが良いのかもと思いました。
無事、横浜のおいしさを味わうことができてよかったです。
それでは。